「負けることが怖かったからこそ、それを克服するための資質を身につけ、そんな感情を表に出さないでいられるようになった。それでも、敗北を忘れることはなかった」
「負けることなど考えたことがない人間が負ければ、まるで世界が崩れ落ちたように感じることだろう。地に落ち、名誉を失う」
「『なんということだ!負けるなんて考えてもみなかった。ちくしょう、俺の人生は終わりだ』と」
「これまでの私の経歴のどこかに、たまたま試合中に起こったわずかな失敗が刻まれていたとしても、それで人生観が変わることはなかっただろう。ありがたいことに、ともかく私は長い間無敗である」
「しかし、負ける可能性を認めていなかったら、また、負けたときの悔しさなどを実感したことがなければ、そして、いつも心の中でそんな気持ちを持ち続けていなければ、今の私はなかったはずだ」
byヒクソン・グレイシー